設置場所について
気温(室温)
変圧器を屋内で使用する場合は以下の室温の範囲内で
ご使用下さい。
−5℃ 〜 40℃
(屋外の場合は別の条件と成ります。)
防水・防湿
変圧器は極端に水気を嫌う電源機器です。変圧器を設置する際は防水・防湿を十分考慮して下さい。
防塵
変圧器は極端に塵や埃を嫌う電源機器です。変圧器を設置する際は防塵を十分考慮して下さい。
防振
変圧器を稼動中は変圧器本体より振動が出ます。また、地震のときの転倒防止も兼ねて安定した床や筐体内部に設置して下さい。
(設置の際は変圧器の取り付け穴を使って十分に固定して下さい。またキャスター可動タイプのものは必ずキャスターのストッパーをロックして下さい。)
その他
設置場所は標高 1000 mを超えないこと、薬品など科学物質の影響を受けないこと等を考慮して下さい。
接続について
配線
電源側、負荷側とも、極性を間違いない様に接続して下さい。
特に三相変圧器の場合は注意して下さい。
端子の締付け
端子の締付けが不十分だと接触不良の原因と成り、場合によっては火災を誘発する恐れが有りますので、端子の締付けは十分に行って下さい。
締付け時にはトルクレンチやトルクドライバーなどの使用をお薦めします。
アース端子
変圧器にアース端子が設けられている場合は接地工事を行って下さい。ただし、ガス管への接続は絶対にしないで下さい。爆発、火災の原因と成ります。
ご使用について
供給電圧
供給電圧は必ず仕様範囲内で使用して下さい。仕様範囲を超える電圧で使用すると変圧器ばかりでなく、負荷の寿命を縮める原因と成ります。変圧器の入力側に予備タップが設けられている場合は端子切替えを行うことをお薦めします。
定格容量
変圧器の定格容量をお守り下さい。定格を超えての使用上で生じた焼損や不具合は当社にては一切、責任は持ちませんのでご了承下さい。
感電防止
変圧器稼動中は無負荷、負荷状態に拘らず絶対に変圧器に触れないで下さい。端子は勿論のこと、巻線(コイル)と鉄心(コアー)にも触れないで下さい。感電の恐れが有ります。また電源を切った直後に触れることも避けて下さい。
※ その他、お客様が変圧器を改造、分解するのは絶対にお止めください。
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